整体サロンkaede代表の松本です。
猫背には様々な原因があります。
内臓がうっ血したり、内臓を支える筋膜が弱ったりすると、
内臓の位置が下がることがあります。
内臓が下がることで、それに引っ張られるように骨格も変化し、
結果的に猫背になっているケースがあります。
詳しく解説していきます。
【猫背の原因 ⑥内臓のトラブル】
内臓が下がる理由に『内臓のうっ血』と『骨盤底筋群の筋力低下』があります。
血液などの体液の循環が滞った状態を『うっ血』と言います。
人体には様々な臓器があり、それぞれが生命活動のために沢山の仕事を担っています。
仕事の量が多くなり、内臓が疲労などを起こすと『うっ血』の状態になるため、
滞った体液のせいで内臓が重くなり、内臓自体が下がることがあります。
また、
骨盤の底にある『骨盤底筋群』には内臓を支える働きがあります。
骨盤の歪み・出産・座り過ぎ・運動不足などによって、
骨盤底筋群の機能が低下することによっても内臓は下がってしまいます。
このように、内臓の位置が変わることを『内臓の位置異常』と言います。
内臓の位置異常は、全身の骨格にも影響を与えます。
内臓が下がることにより、身体重心も下方に変化していきます。
内臓は脊柱と筋膜を介して繋がっているため、
[内臓疲労]
↓
[内臓のうっ血]
↓
[内臓の下方偏位(内臓下垂)]
↓
[重心が下がる+骨格が下方に引っ張られる]
↓
[脊柱が弯曲する]
↓
[猫背]
…という流れが起きます。
骨や筋肉へのアプローチだけで猫背が改善するケースもありますが、
内臓からアプローチが必要なケースも少なくありません。
内臓に対しては、オステオパシーや筋膜マニュピレーションに加えて、
感情や心理学の観点からアプローチするなど、手段は様々です。
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