こんにちは、代表の松本です。
人間の身体は、『環境の変化』に対してストレスを感じるようにできています。
妊娠は身体と生活環境に対して大きな変化を与え、それがストレスとなり、様々な症状を引き起こす原因になります。
その変化に対応できるような、フィジカルとメンタル両方のケアが必要です。
この記事では、私が産前産後のフィジカルケアで大切にしている4つのことについてお伝えしていきます。
➀自分の身体の状態に気付く
産前産後の方で、『自分は猫背』と思い込んでいるケースが多く見受けられます。
その勘違いから無理に背筋を伸ばそうとして、むしろ反り背や反り腰になってしまっています。
このように、自分の姿勢が今どんな状態になっているのか、気付けていない方が多いです。
右肩が下がっているのか、骨盤が前方にズレているのか、足の指で床を踏ん張れているか…など、
そこに『気づく』だけでも、身体を上手に使えるようになります。
赤ちゃんを抱っこであやす時、泣いている赤ちゃんのことで頭がいっぱいになりがちですが、
まず、自分の身体の方に注意を向けてみてください。
必死になるあまり、自分の肩が不自然に上がってしまっていたり、両足が床にちゃんと踏ん張れていなかったりすると、身体が不安定になり、筋肉は緊張し、その緊張は赤ちゃんにも伝わっているかもしれません。
試しに、自分の呼吸は今どんな感じで行われているのか、一度注意を向けてみてください。
呼吸はいつも無意識で行っているので、なかなか意識する機会は少ないと思います。
身体にストレスを受けていると、呼吸が浅くなったり、早くなったりしてしまいます。
呼吸をゆっくり行うことで、身体の緊張が軽減し、気持ちもリラックスします。
自分の身体が緊張していないか、呼吸が乱れていないか、まずは『気づくこと』が大切です。
・・・②骨盤帯の歪みの改善へ続く