体サロンkaede代表の松本です。
猫背には様々な原因があります。
背中の骨(脊柱)が弯曲した状態を猫背と呼びますが、
手・肘・肩のトラブルが猫背の原因になることもあります。
その理由を解説していきます。
【猫背の原因 ⑧手・肘・肩のトラブル】
肩甲骨が前方に引き出された状態を『巻き肩』と言います。
『猫背』と『巻き肩』はセットになっていて、
同時的に起こっているケースが多いです。
身体の各部位は、一つ一つ単独で動かすことができますが、
本来は連動するように動きます。
1つの部位が動く時、繋がっている部分が連動して動くことを
『運動連鎖』といいます。
例えば、手の平を内側の方向に向けようとすると・・・
肘関節が内側に捻られる(肘関節の回内)
↓
肩関節が内側に捻られる(肩関節の内旋)
↓
肩甲骨が前方に引き出される(肩甲骨の外転)
↓
背中の骨が後方に弯曲する(胸椎の後弯)
という運動連鎖が起きます。
パソコン作業中にもこの運動連鎖が起きますので、
仕事でパソコンをよく使用される方は要注意です。
他にも、この運動連鎖が起きる行為は沢山あります。
○ラケットを使用するスポーツ
○陶芸
○料理
○自転車・バイク etc…
過去に、
ラケットの使用や投球が必要な競技の経験がある方や、
突き指や手指の骨折、肘を傷めたことがある方は、
この運動連鎖の影響で、巻き肩から猫背になるリスクが高いです。
肩だけでなく、指・手首・肘からアプローチすることで、
猫背が改善するケースはとても多いです。
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