モデルは産後1ヶ月の女性の方です。
妊娠〜産後の女性における、身体の特徴の１つが『胸椎の硬さ』です。
胸椎は胸の後ろあたりの背骨のことですが、
この胸椎の動きが二足歩行においてかなり重要な役割を担っています。
にもかかわらず、
産前産後の女性は上手く胸椎を動かすことが苦手になりがちです。
（いわゆる「ペンギン歩き」の原因にもなります。）
理由は、
①妊娠による姿勢変化
②骨盤帯の靭帯の緩み
③授乳や抱っこ
④精神的なストレス
⑤体幹などの筋力低下
など様々ありますが、
なにより、『1人で荷物を持たずに歩く機会』が少ないことが大きな要因です。
産後は1人で出歩く機会が減る上、
抱っこ紐やベビーカーの使用、
さらに荷物を持った状態での歩行になるため、
背骨を動かしたり、手を振ったりすることが難しくなります。
「1人で荷物を持たずに手を振って歩け」と言われても困ると思いますが、、
胸椎の動きは歩き方以外にも自律神経系への影響などもあるため、
ヨガやピラティスなどで、胸椎を動かすようなエクササイズに取り組んでもらえたらと思います。
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